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源氏物語『須磨の秋(月のいとはなやかにさし出でたるに〜)』の品詞分解(助動詞など)

著者名: 走るメロス
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その夜、主上のいとなつかしう昔物語などし給ひし御さまの、院に似奉り給へりしも、恋しく思ひ出で聞こえ給ひて、「恩賜の御衣は今ここにあり。」と誦じつつ入り給ひぬ。


代名詞
格助詞
夜、
主上
格助詞
いと副詞
なつかしう形容詞・シク活用・連用形のウ音便
昔物語
など副助詞
サ行変格活用・連用形
給ひ尊敬の補助動詞・ハ行四段活用・連用形
過去の助動詞・連体形
御さま
の、格助詞
格助詞
奉り謙譲の補助動詞・ラ行四段活用・連用形
給へ尊敬の補助動詞・ハ行四段活用・已然形
存続の助動詞・連用形
過去の助動詞・連体形
も、係助詞
恋しく形容詞・シク活用・連用形
思ひ出でダ行下二段活用・連用形
聞こえ補助動詞・ヤ行下二段活用・連用形
給ひ尊敬の補助動詞・ハ行四段活用・連用形
て、接続助詞
「恩賜
格助詞
御衣
係助詞
ここに代名詞
あり。」ラ行変格活用・終止形
格助詞
誦じサ行変格活用・連用形
つつ接続助詞
入りラ行四段活用・連用形
給ひ尊敬の補助動詞・ハ行四段活用・連用形
ぬ。完了の助動詞・終止形



御衣はまことに身放たず、かたはらに置き給へり。「憂しとのみひとへにものは思ほえで左右にも濡るる袖かな」

御衣
係助詞
まことに副詞
放たタ行四段活用・未然形
ず、打消の助動詞・連用形
かたはら
格助詞
置きカ行四段活用・連用形
給へ尊敬の補助動詞・ハ行四段活用・已然形
り。存続の助動詞・終止形
憂し形容詞・ク活用・終止形
格助詞
のみ副助詞
ひとへに副詞
もの
係助詞
思ほえヤ行下二段活用・未然形
接続助詞
左右に副詞
係助詞
濡るるラ行下二段活用・連体形
かな終助詞

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『教科書 高等学校古典B』 第一学習社
佐竹昭広、前田金五郎、大野晋 編1990 『岩波古語辞典 補訂版』 岩波書店

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