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大鏡『最後の除目・兼通と兼家の不和(堀河殿、果ては〜)』の品詞分解

著者名: 走るメロス
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『最後の除目(兼通と兼家の不和)』

ここでは、大鏡の中の『最後の除目・兼通と兼家の不和(堀河殿、果ては〜)』の品詞分解をしています。

品詞分解

※名詞は省略してあります。

「堀河殿、
果て
は(係助詞)、

失せ(サ行下二段活用・連用形)
給は(補助動詞・ハ行四段活用・未然形・尊敬語)
む(推量の助動詞・終止形)
とて(格助詞)
は(係助詞)、
関白
を(格助詞)
ば(係助詞)、
御いとこ
の(格助詞)
頼忠の大臣
に(格助詞)
ぞ(係助詞)
譲り(ラ行四段活用・連用形)
給ひ(補助動詞・ハ行四段活用・連用形・尊敬語)
し(過去の助動詞・連体形)
こそ(係助詞)、

の(格助詞)

いみじき(形容詞・シク活用・連体形)
ひがこと
と(格助詞)、
そしり(ラ行四段活用・連用形)
申し(補助動詞・サ行四段活用・連用形・謙譲語)
しか(過去の助動詞・已然形)。」

こ(代名詞)
の(格助詞)
向かひをる(ラ行変格活用・連体形)

の(格助詞)
言ふ(ハ行四段活用・連体形)
やう、

「東三条殿
の(格助詞)

など(副助詞)
取り(ラ行四段活用・連用形)
奉ら(補助動詞・ラ行四段活用・未然形・謙譲語)
せ(尊敬の助動詞・連用形)
給ひ(補助動詞・ハ行四段活用・連用形・尊敬語)
し(過去の助動詞・連体形)
ほど
の(格助詞)
こと
は(係助詞)、
ことわり
と(格助詞)
こそ(係助詞)
承り(ラ行四段活用・連用形)
しか(過去の助動詞・已然形)。

おのれ(代名詞)
が(格助詞)
祖父親
は(係助詞)、
か(代名詞)
の(格助詞)
殿
の(格助詞)
年ごろ
の(格助詞)

に(断定の助動詞・連用形)
て(接続助詞)
侍り(補助動詞・ラ行変格活用・連用形・丁寧語)
しか(過去の助動詞・已然形)
ば(接続助詞)、
こまかに(形容動詞・ナリ活用・連用形)
承り(ラ行四段活用・連用形)
し(過去の助動詞・連体形)
は(終助詞)。」


続く



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・大鏡『最後の除目・兼通と兼家の不和(堀河殿、果ては〜)』の品詞分解

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『教科書 精選古典B 』三省堂
『教科書 高等学校古典B』 第一学習社
佐竹昭広、前田金五郎、大野晋 編1990 『岩波古語辞典 補訂版』 岩波書店

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