θ+πの三角関数の公式
図において、"∠POA=θ"、"OP=r"とします。
そして原点を軸に、△POAを対称移動させた三角形を△QOBとします。
"∠QOB=θ"なので、色のついた部分の角度は、弧度法で"θ+π"となります。
このとき、
また、
以上のことから、次の公式がなりたちます。
sin(θ+π)=−sinΘ
cos(θ+π)=−cosΘ
tan(θ+π)=tanΘ
練習問題
■sin4/3 π
■cos5/4 π
■tan4/3 π
弧度法で表した角の三角比の求め方がわからない場合は、
三角関数の基本[弧度法で表されたθを用いてsinΘ,cosΘ,tanΘの値を求める問題]をチェックしておきましょう。