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10_80 文章の読み解き / 文章の読み解き

『油売翁』書き下し文・わかりやすい現代語訳(口語訳)と文法解説

著者名: 走るメロス
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文法解説

置き字

(※ⅰ)於、(※ⅶ)於

「於」は「場所」、「対象」、「起点」、「比較」など表す。どの働きをするかは、「於」の直後についた送り仮名などから判断しなければならない。

(※ⅱ)而、(※ⅲ)而、(※ⅷ)而

「而」は「ジ」と読めるが、本文で読むことはなく、接続を表す置き字。 接続を表すとは、「~なので○○」や「~ではあるけれどけど△△」などを指す。順接を表すのか逆説を表すのかは文脈から判断しなければならないが、往々にして次のことが言える。

・「而」の直前に読む語の送り仮名が「〜て、〜して」の場合は順接
・「而」の直前に読む語の送り仮名が「〜ども」の場合は逆接



限定

(※ⅴ)但手熟爾

「但A爾」で「ただ〜のみ」と読み限定を表す。「ただ〜だけである」と訳す。

反語

(※ⅳ)不亦精乎

「不亦A乎」で「またA(なら)ずや」と読み、「なんとAではないか」訳す。

疑問

(※ⅵ)安

「いづくんぞ」と読み、ここでは「どうして〜するのか」と疑問を表す。

単語

(※1)家圃家の畑。書籍によっては「弓矢の練習場」と訳している場合も
(※2)忿然激しく怒る
(※3)葫盧葫盧「ころ」。ひょうたんのこと
(※4)而置き字ではないので注意
(※5)荘生「壮士」のこと





著者情報:走るメロスはこんな人

学生時代より古典の魅力に取り憑かれ、社会人になった今でも休日には古典を読み漁ける古典好き。特に1000年以上前の文化や風俗をうかがい知ることができる平安時代文学がお気に入り。作成したテキストの総ページビュー数は1,6億回を超える。好きなフレーズは「頃は二月(にうゎんがつ)」や「月日は百代の過客(くゎかく)にして」といった癖のあるやつ。早稲田大学卒業。
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NHK高校講座
『教科書 国語総合』 筑摩書房
鎌田正、米山寅太郎 著 2011 『新漢語林 第二版』大修館書店

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