|
|
|
|
|
更新日時:
|
|
![]() |
于武陵『勧酒』書き下し文・わかりやすい現代語訳(口語訳)と文法解説 |
|
著作名:
走るメロス
308,186 views |
|
文法
■形式:五言絶句
4つの句からなる詩を絶句(ぜっく)といい、8つの句からなる詩を律詩(りっし)といいます。例えばこの漢詩は、「勧君金屈卮」を1句と考えます。「勧酒」は4つの句からなるので絶句です。
また、絶句のうち1つの句が5文字からなるものを五言絶句(ごごんぜっく)といい、1つの句が7字からなるもの七言絶句(しちごんぜっく)といいます。
以上から、「勧酒」は「五言絶句」となります。
■押韻:卮・辞・離
押韻(おういん)とは、漢詩を読んだ時に一定のリズムが出るように、同じ響きの言葉を句の最後に置くことです。この漢詩では、
卮(shi)、辞(ji)、離(ri)
が該当します。カッコの中は日本語の音読みです。だいたいが日本語の音読みで判別することができますが、本来は、作者が生きた時代の発音で韻を踏んでいるかどうかを確認します。よって、日本語の音読みだけでは判別ができない押韻も存在します。
押韻にはルールがあり、五言絶句では、原則、第2句末と第4句末に同じ響きの言葉が置かれますが、この漢詩では第1句末も押韻となっているので注意しましょう。
対句
対句とは、句を強調するために、形や語感が似たペアの句を作る技法です。ペアとなる句は、文法構造や用いている文字が呼応しているなどの特徴があります。五言絶句では必ずしも用いなくてもよい技法ですが、この漢詩では以下が対句となります。
■第3句と第4句
花 発 多 風 雨
人 生 足 別 離
井伏鱒二の口語訳
ちなみにこの漢詩には、井伏鱒二が独自の解釈で口語訳をつけています。
コノサカズキヲ受ケテクレ
ドウゾナミナミツガシテオクレ
ハナニアラシノタトエモアルゾ
「サヨナラ」ダケガ人生ダ
関連テキスト/五言絶句の漢詩
・孟浩然『春暁』(春眠暁を覚えず)
・李白『静夜思』(静夜の思ひ)
・王維『鹿柴』
・王之渙『登鸛鵲楼』(鸛鵲楼に登る)
・柳宗元『江雪』
・劉禹錫『秋風引』
・李白『秋浦歌』
このテキストを評価してください。
|
役に立った
|
う~ん・・・
|
※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。 |
|
論語 学而第一『曾子曰、吾日三省吾身~』の書き下し文と現代語訳
>
論語『子曰、温故而知新(故きを温ねて)』解説・書き下し文・口語訳
>
『華・王之優劣』 書き下し文と現代語訳(口語訳)
>
『杜子春伝(有一老人策杖於前〜)』書き下し文・現代語訳(口語訳)と解説
>
『漁父辞(漁夫之辞)』書き下し文・わかりやすい現代語訳(口語訳)と文法解説
>
デイリーランキング
























