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古文単語「きたる/来る」の意味・解説【ラ行四段活用】 |
著作名:
走るメロス
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「きたる/来る」の意味・活用・使用例【ラ行四段活用】
このテキストでは、ラ行四段活用の動詞「きたる/来る」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
ラ行四段活用
未然形 | きたら |
連用形 | きたり |
終止形 | きたる |
連体形 | きたる |
已然形 | きたれ |
命令形 | きたれ |
■意味1:自動詞
来る、やってくる。
[出典]:万葉集
「瓜食めば子ども思ほゆ栗食めばまして偲はゆ
いづくより来りしものそ目交にもとなかかりて安眠しなさぬ」
[訳]:瓜を食べれば(残してきた)子どものことが自然に思われる。粟を食べれば、いっそうしのばれる。
いったい子どもたちはどこから来たものなのだろうか(どのような縁で、私の子どもとしてやってきたのだろうか)。目の前にやたらと(子どもたちの姿が)ちらついて、安眠させてくれないことよ。
「瓜食めば子ども思ほゆ栗食めばまして偲はゆ
いづくより来りしものそ目交にもとなかかりて安眠しなさぬ」
[訳]:瓜を食べれば(残してきた)子どものことが自然に思われる。粟を食べれば、いっそうしのばれる。
いったい子どもたちはどこから来たものなのだろうか(どのような縁で、私の子どもとしてやってきたのだろうか)。目の前にやたらと(子どもたちの姿が)ちらついて、安眠させてくれないことよ。
■意味2:自動詞
(古くなって)
役に立たなく成る、いたむ。
※近世の用法。
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