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更新日時:
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論語 為政第二 4~5 |
著作名:
春樹
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【原文】
4:子曰、吾十有五而志于学、三十而立、四十而不惑、五十而知天命、六十而耳順、七十而従心所欲不踰矩。
5:孟懿子問孝、子曰、無違、樊遅御、子告之曰、孟孫問孝於我、我対曰無違、樊遅曰、何謂也、子曰、生事之以礼、死葬之以礼、祭之以礼。
【書き下し文】
4:子曰く、吾十有五にして学に志す。三十にして立つ。四十にして惑わず。五十にして天命を知る。六十にして耳順う。七十にして心の欲する所に従えども矩(のり)を踰えず(こえず) 。
5:孟懿子(もういし)、孝を問う。子曰く、違うことなかれ。樊遅(はんち)、御たりしとき、子之に告げて曰く、孟孫我に孝を問いしかば、我対えて違うなかれと曰えり。樊遅曰く、何の謂(いい)ぞや。子曰く、生けるときはこれに事うるに礼を以ってし、死せるときはこれを葬るに礼を以ってし、これを祭るに礼を以ってすべし。
【現代語訳】
4:孔子はおっしゃいました。「私は十五歳のときに学問を志し始めました。三十歳にして独り立ちをし、四十歳で迷うことがなくなりました。五十歳のときに天命を理解し、六十歳のときに人の意見を素直に聞けるようになりました。七十歳の時にやっと自分の思うままに行動をしても人の道を踏み外すことがなくなりました。」と。
5:孟懿子が、孝について孔子に尋ねました。孔子は「違えないようにすることです。」とおっしゃいました。ちょうどその時に、樊遅が山車を持ってきたので、孔子は彼に孟懿子が孝について質問をしてきたので、違えないようにすることだと説いた旨を伝えました。
樊遅が「それはどういうことでしょうか?」と尋ねるので「親が生きているときには礼をつくし、亡くなった際には礼に従って葬り、礼をもって祭ることですよ」と説きました。
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