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高校物理 気体の圧力の公式の求め方 前半
著作名: 藤山不二雄
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1個の分子が壁に1度ぶつかったときにおこる力積

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1辺の長さがl、体積がVの立方体の容器の中に、質量mの分子N個からなる理想気体を入れます。図のようにx、y、z軸をとってx軸と垂直な壁1枚に分子がぶつかったときのことを考えてみましょう。

1つの分子の成分をv、x、y、zの成分をそれぞれ とします。

分子は、壁に向かってで進み、壁にぶつかったあと跳ね返ってきます。
このとき壁が受けた力積は2mvとなります。
次の図を参照してみてください。
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この衝突で分子と壁が受ける力積と大きさは等しいのですが、向きだけが逆になるので、分子が受ける力積は-2mvとなります。

ここから少しながい説明になるので、続きは次のテキストにしましょう。

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