とある自然数aを、自然数bで割った時の余りをrとすると、aとbの最大公約数は、bとrの最大公約数に等しくなります。
この性質を利用して2つの自然数の最大公約数を求める方法を、
ユーグリッドの互除法と言います。
例えば
例えば、
322と
259の最大公約数を求めてみましょう。
322=259+63
259=63×4+7
なので、
「322」と「259」の最大公約数は、「259」と「63」の最大公約数と等しくなります。また、
「259」と「63」の最大公約数は、「63」と「7」の最大公約数と等しくもなります。
63は7で割り切れるので、「7」が322と259の最大公約数です。
このようにして求めることができます。