「接続詞」とは、語と語や、文と文をつなげることばです。
日本語でも、「そして」「しかし」「でも」など、つなげることばがありますね。
このテキストでは、「
and」、「
but」、「
or」という3つの接続詞の使い方を説明します。
「and」:「AとB」、「A、そしてB」
Tom and Mary are my friends.
(トムとメアリーは私の友達です。)
I went to the library, and I studied English.
(私は図書館へ行き、英語を勉強しました。)
「
and」は、同じ種類のものをならべたり、「そして…」と話をつなげるときに使います。
「but」:「AだがB」、「A、しかしB」
He is not a teacher but a doctor.
(彼は教師ではなくて医者です。)
I went to the library, but I didn't study.
(私は図書館へ行きましたが、勉強しませんでした。)
「
but」は、対照的なものを並べたり、「しかし...」と反対のことを言うときに使います。
「or」:「AまたはB」、「A、それともB」
Is he a teacher, or a doctor?
(彼は教師ですか?それとも医者ですか?)
「
or」は、AとBのどちらか、という意味で使います。
命令文とともに用いる「and」と「or」
命令文とともに用いる「
and」と「
or」は、試験によく出ますので、
覚えておきましょう。
■「命令文, and 〜」 (…しなさい、そうすれば〜)
Do your best, and you will succeed.
(全力をつくしなさい、そうすればあなたは成功するでしょう。)
命令文のあとに、「命令のとおりにすれば、こうなります」と言いたいときは、「
and」を使います。
■「命令文, or 〜」 (…しなさい、そうしないと〜)
Go at once, or you will be late for school.
(すぐ出かけなさい、そうしないと学校に遅れますよ。)
命令文の後に、「命令のとおりにしないと、こうなります」と言いたいときは、「
or」を使います。
Question:
次の文の( )には、何が入るでしょうか?
Study hard, ( ) you will pass the exam.
答えは、「
and」です。
「一生懸命勉強しなさい、
そうすれば試験に合格するでしょう。」
「命令のとおりにすれば、こうなります」と言っているので、「
and」ですね。