原点から点Aまでの距離
複素数ではない平面座標を思い出してみましょう。
原点から点A(x,y)までの距離はどのようにして求められたでしょうか。
だったはずです。
原点からa+biまでの距離
複素数平面でもこれと同じ事が言えます。
図のような原点から「z=a+bi」までの距離は、次のように表すことができます。
極形式
複素数a+biとz軸とがなす角をθ(0°≦θ<360°)としたとき、zは
z=r(cosθ+isinθ)と表すことができます。(r=|z|)
このようにr(または|z|)とθを用いた式のことを
極形式と言います。
そしてθのことを
偏角と言い、
argz=θと表します。