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古文単語「けしきおぼゆ/気色覚ゆ」の意味・解説【連語】 |
著作名:
走るメロス
17,952 views |
「けしきおぼゆ/気色覚ゆ」の意味・活用・使用例【連語】
このテキストでは、古文単語「けしきおぼゆ/気色覚ゆ」の意味、解説とその使用例を記している。
成り立ち
※名詞「気色」とヤ行下二段活用「おぼゆ」が一語になったもの。
連語
■意味1
趣深く感じられる、情緒が感じられる。
[出典]:和歌こそ 徒然草
「古き歌どものやうに、いかにぞや、ことばの外に、あはれに気色覚ゆるはなし。」
[訳]:(最近の歌は)古い歌などのように、どういうわけか、言葉にされた部分以外で、しみじみと趣深く感じられるものはない。
「古き歌どものやうに、いかにぞや、ことばの外に、あはれに気色覚ゆるはなし。」
[訳]:(最近の歌は)古い歌などのように、どういうわけか、言葉にされた部分以外で、しみじみと趣深く感じられるものはない。
■意味2
不気味に感じられる、怪しく思われる、嫌な感じがする。
[出典]:道長の豪胆 大鏡
「今宵こそいとむつかしげなる夜なめれ。かくひとがちなるだに、気色おぼゆ。」
[訳]:今宵はとても気味が悪そうな夜であるようだ。このように人が多くてさえ、不気味な感じがする。
「今宵こそいとむつかしげなる夜なめれ。かくひとがちなるだに、気色おぼゆ。」
[訳]:今宵はとても気味が悪そうな夜であるようだ。このように人が多くてさえ、不気味な感じがする。
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