|
|
|
|
|
更新日時:
|
|
![]() |
古文単語「かたはらいたし/傍ら痛し」の意味・解説【形容詞ク活用】 |
|
著作名:
走るメロス
86,084 views |
|
「かたはらいたし/傍ら痛し」の意味・活用・使用例【形容詞ク活用】
このテキストでは、ク活用の形容詞「かたはらいたし/傍ら痛し」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
形容詞・ク活用
| 未然形 | かたはらいたく | かたはらいたから |
| 連用形 | かたはらいたく | かたはらいたかり |
| 終止形 | かたはらいたし | ◯ |
| 連体形 | かたはらいたき | かたはらいたかる |
| 已然形 | かたはらいたけれ | ◯ |
| 命令形 | ◯ | かたはらいたかれ |
■意味1
(側で見ていて)
気の毒だ、心が痛む。
[出典]:桐壷 源氏物語
「このごろの御気色を見奉る上人、女房などは、『かたはらいたし』と聞きけり。」
[訳]:最近の帝のご様子を見申しあげている殿上人や女房などは、(弘徽殿の女御のなさる音楽を、帝にとって)『気の毒だ』と聞いたのでした。
「このごろの御気色を見奉る上人、女房などは、『かたはらいたし』と聞きけり。」
[訳]:最近の帝のご様子を見申しあげている殿上人や女房などは、(弘徽殿の女御のなさる音楽を、帝にとって)『気の毒だ』と聞いたのでした。
■意味2
(側で見ていて)
みっともない、見苦しい、はらはらする。
[出典]:若菜上・柏木と女三 源氏物語
「大将、いとかたはらいたけれど、はひ寄らむもなかなかいと軽々しければ...」
[訳]:大将(夕霧)は、(簾があがって部屋の中が見えているのを)たいそうはらはらしていますが、(簾を正しに)はって寄ることもかえって軽率なので...
「大将、いとかたはらいたけれど、はひ寄らむもなかなかいと軽々しければ...」
[訳]:大将(夕霧)は、(簾があがって部屋の中が見えているのを)たいそうはらはらしていますが、(簾を正しに)はって寄ることもかえって軽率なので...
■意味3
(側で見られて)
きまりが悪い、恥ずかしい。
■意味4
ばかばかしい、みっともなくておかしい。
※この用法の場合「片腹痛し」と書く。
[出典]:狂言 若市
「『やれやれ、かたはらいたいことを言ふ。』」
[訳]:やれやれ、ばかばかしいことを言うものよ。
「『やれやれ、かたはらいたいことを言ふ。』」
[訳]:やれやれ、ばかばかしいことを言うものよ。
このテキストを評価してください。
|
役に立った
|
う~ん・・・
|
※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。 |
|
古文単語「さては/然ては」の意味・解説【副詞・接続詞】
>
古文単語「あぢきなし」の意味・解説【形容詞ク活用】
>
古文単語「うらめし/恨めし/怨めし」の意味・解説【形容詞シク活用】
>
古文単語「をさなげなり/幼げなり」の意味・解説【形容動詞ナリ活用】
>
古文単語「おもひいる/思ひ入る」の意味・解説【ラ行四段活用】
>
デイリーランキング
























