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蜻蛉日記原文全集「五月のはじめの日になりぬれば、例の大夫」 |
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著作名:
古典愛好家
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五月のはじめの日になりぬれば、例の大夫
うちとけてけふだにきかんほととぎす しのびもあへぬときはきにけり
かへりごと、
ほととぎすかくれなきねをきかせては かけはなれぬるみとやなるらん
五日、
ものおもふにとしへけりともあやめ草 けふをたびたびすぐしてぞしる
かへりごと、
つもりけるとしのあやめもおもほえず けふもすぎぬる心みゆれば
とぞある。
「いかにうらみたるにかあらん」
とぞ、あしがりける。
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