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枕草子 原文全集「身をかへて、天人などは」 |
著作名:
古典愛好家
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身をかへて、天人などは
身をかへて、天人などはかうやあらむとみゆるものは、ただの女房にてさぶらふ人の、御乳母(めのと)になりたる。唐衣(からぎぬ)もきず、裳をだにもよういはばきぬさまにて、御前にそひふし、御丁のうちを居所にして、女房どもをよびつかひ、局にものをいひやり、文をとりつがせなどしてあるさま、いひつくすべくもあらず。
雑色の蔵人になりたる、めでたし。去年(こぞ)の霜月の臨時の祭に、御琴を持たりしは、人とも見えざりしに、君達(きんだち)とつれだちてありくは、いづこなる人ぞとおぼゆれ。ほかよりなりたるなどは、いとさしもおぼえず。
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