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蜻蛉日記原文全集「かくて又、廿余日のほどに見えたり」 |
著作名:
古典愛好家
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蜻蛉日記
かくて又、廿余日のほどに見えたり
かくて又、廿余日のほどに見えたり。
さて三四日のほどに、ちかう火のさわぎす。おどろきさわぎするほどに、いととく見えたり。風ふきてひさしううつりゆくほどに鶏(とり)なきぬ。
「ささなれば」
とてかへる。
「「ここにと見ききける人は、まゐりたりつるよしきこえよとて、かへりぬ」
ときくも、おもだたしげなりつる」
ときくも、おもだたしげなりつる」
などかたるも、屈(く)しはてにたるところにつけて見ゆるならんかし。
又つごもりの日許(ばかり)にあり。はひいるままに、
「火などちかき夜こそにぎははしけれ」
とあれば、
「衛士(ゑじ)のたくはいつも」
とこたへたり。
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