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タグ 一行阿闍梨之沙汰

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平家物語 一行阿闍梨之沙汰 十禅師権現の御前にて、大衆また僉議す。 「そもそも我等粟津に行き向かって、貫首を奪ひとどめ奉るべし。但し追立の鬱使、両送使あんなれば、事ゆへなく取りえ奉らん事ありがた... (全て読む)
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平家物語 一行阿闍梨之沙汰 大衆国分寺へ参り向かふ。前座主大きに驚ひて、 「勅勘の者は、月日の光にだにもあたらずとこそ申せ。いかに況(いわん)や、いそぎ郡のうちを追ひ出ださるべしと、院宣・々旨の... (全て読む)
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平家物語 一行阿闍梨之沙汰 ここに西塔の住侶、戒浄坊阿闍梨祐慶といふ悪僧あり。たけ七尺ばかりありけるが、黒革威の鎧の大荒目にかねまぜたるを、草摺ながに着なして、甲をば脱ぎ、法師原に持たせつつ、白... (全て読む)
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平家物語 一行阿闍梨之沙汰 ここに西塔の住侶、戒浄坊阿闍梨祐慶といふ悪僧あり。たけ七尺ばかりありけるが、黒革威の鎧の大荒目にかねまぜたるを、草摺ながに着なして、甲をば脱ぎ、法師原に持たせつつ、白... (全て読む)
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平家物語 一行阿闍梨之沙汰 大講堂の庭に、輿かきすゑて僉議しけるは、 「そもそも我等、粟津に行き向かって、貫首をば奪ひとどめ奉りぬ。すでに勅勘をかうぶって流罪せられ給ふ人を、取りとどめ奉て、貫首... (全て読む)
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平家物語 一行阿闍梨之沙汰 大衆、先座主をば、東塔の南谷、妙光坊に入れ奉る。時の横災は、権化の人ものがれ給はざるやらん。昔大唐の一行阿闍梨は玄宗皇帝の護持僧にておはしけるが、玄宗の后、楊貴妃に名... (全て読む)

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