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平家物語 祇王 「親の命を背かじと、つらき道におもむひて、二たび憂き目を見つることの心憂さよ。かくてこの世にあるならば、また憂き目をも見むずらん。今はただ身をなげんと思ふなり」 と言へば、妹の祇... (全て読む)
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平家物語 祇王 かくて春過ぎ夏たけぬ。秋の初風吹きぬれば、星合(ほしあい)の空をながめつつ、天(あま)のとわたる梶の葉に、思ふ事かく頃なれや。夕日のかげの西の山の端にかくるるを見ても、 「日の入... (全て読む)
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平家物語 祇王 祇王、 「あれはいかに、仏御前と見たてまつるは。夢かや、うつつか」 と言ひければ、仏御前涙をおさへて、 「かようの事申せば、事あたらしうさぶらへ共、申さずはまた思ひ知らぬ身ともな... (全て読む)
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平家物語 祇王 「かやうに様をかへりて参りたれば、日頃の科(とが)をばゆるし給へ。ゆるさんと仰せられば、諸共(もろとも)に念仏して、ひとつ蓮(はちす)の身とならん。それになを心ゆかずは、これより... (全て読む)
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平家物語 二代后 昔より今に至るまで、源平両氏、朝家(ちょうけ)に召しつかはれて、王化に従はず、自づから朝権を軽んずる者には、互ひに戒(いまし)めをくはへしかば、世の乱れもなかりしに、保元に為義... (全て読む)
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平家物語 二代后 故近衛院の后、太皇太后宮と申ししは、大炊御門の右大臣公能公の御娘なり。先帝に後れ奉り給ひて後は、九重の外、近衛川原の御所にぞ移り住ませ給ひける。さきの后の宮にて、幽かなる御あり... (全て読む)
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平家物語 二代后 大宮かくと聞こし召されけるより、御涙に沈ませおはします。 「先帝に後れ参らせにし久寿の秋のはじめ、同じ野原の露とも消え、家をも出で、世をものがれたりせば、今かかる憂き耳をば聞か... (全て読む)
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平家物語 二代后 既に御入内(じゅだい)の日になりしかば、父の大臣(おとど)、供奉(ぐぶ)の上達部(かんだちめ)、出車の儀式なんど、心ことにだしたてまゐらさせ給ひけり。大宮物憂き御いでたちなれば... (全て読む)
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平家物語 額打論 さるほどに、永万元年の春の頃より、主上(しゅじょう)御不予(ごふよ)の御事と聞えさせ給ひしが、夏のはじめにもなりしかば、ことのほかに重らせ給ふ。これによつて、大蔵大輔伊吉兼盛が... (全て読む)
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平家物語 額打論 さるほどに同じき七月廿七日、上皇つひに崩御成りぬ。御歳廿三、つぼめる花の散れるがごとし。玉の簾(すだれ)、錦の帳の内(うち)、皆御涙にむせばせ給ふ。やがてその夜、香隆寺のうしと... (全て読む)

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