平民宰相 原敬
シベリア出兵に乗じて起こった
米騒動の責任をとって、寺内正毅が内閣総理大臣を辞任します。
このあとに首相になったのが、
原敬(はらたかし)です。
原敬は、爵位を持たない日本で初めての首相ということで、
平民宰相(へいみんさいしょう)として国民の期待を背負いました。
(政治の世界でも、出身や身分によらずに出世ができるようになってきたんですね!!)
しかしながら行う政策は政治家や財閥に限ったものが多く、国民の期待に沿うことはできなかったと言えるでしょう。
ヴェルサイユ条約の調印、国際連盟への加盟が原敬内閣の時期です。