「あさぢふ/浅茅生」の意味・活用・使用例【名詞】
このテキストでは、名刺「
あさぢふ/浅茅生」の意味、解説とその使用例を記している。
名詞
■意味
浅茅が一面に生えている場所。転じて雑草の生い茂っている所、荒れて寂しい所。
[出典]:
百人一首
「
浅茅生の小野の篠原しのぶれどあまりてなどか人の恋しき」
[訳]:
浅茅の生えている野原の篠竹、その「しの」ではないですが、(あなたへの思いを心に秘めて)忍んできた私ですが、どうして(その思いが)満ち溢れて、こんなにあなたのことが恋しいのだろうか。