方程式と三角比

…①
という直線があったとします。このとき、①とx軸がなす角度についてみてみましょう。
図のように①のグラフを描いて見ました。
直線の傾きが√3ということは、①の直線は、x軸を右に1進むとy軸は上に√3進むという点の集合だということがわかります。
すなわち図のように△PABを考えた場合、BAが1増えるごとにPAが√3増えるということですね。
あれ、△PABをみたときに

、

となるということは
△PABは、

の三角形ということになりますね。
この三角形において∠PBA=60°となります。
つまり、①とx軸がなす角度は60°ということがわかります。
以上の考察から、
tanの値は直線の傾きに直結していることを抑えておきましょう!
tanの値=直線の傾き