古文単語「うちみだる/打ち乱る」の意味・解説【ラ行下二段活用】

著者名：走るメロス

「うちみだる/打ち乱る」の意味・活用・使用例【ラ行下二段活用】

このテキストでは、ラ行下二段活用の動詞「うちみだる/打ち乱る」の意味、活用、解説とその使用例を記している。

ラ行下二段活用

■意味：自動詞

だらしなくなる、くつろぐ。

[出典]：須磨の秋源氏物語
「白き綾のなよよかなる、紫苑色など奉りて、こまやかなる御直衣、帯しどけなくうち乱れ給へる御さまにて...」

[訳]：白い綾織物の柔らかいもの（の上）に、紫苑色のものをお召しになって、色が濃い御直衣に、帯も無造作にくつろぎなさったお姿で...

ベネッセ全訳古語辞典　改訂版　Benesse

全訳読解古語辞典　第四版　三省堂

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