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古文単語「うちみだる/打ち乱る」の意味・解説【ラ行下二段活用】
著作名: 走るメロス
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「うちみだる/打ち乱る」の意味・活用・使用例【ラ行下二段活用】

このテキストでは、ラ行下二段活用の動詞「うちみだる/打ち乱る」の意味、活用、解説とその使用例を記している。

ラ行下二段活用

未然形うちみだれ
連用形うちみだれ
終止形うちみだる
連体形うちみだるる
已然形うちみだるれ
命令形うちみだれよ


意味:自動詞

だらしなくなる、くつろぐ

[出典]須磨の秋 源氏物語
「白き綾のなよよかなる、 紫苑色など奉りて、こまやかなる御直衣、帯しどけなくうち乱れ給へる御さまにて...」

[訳]:白い綾織物の柔らかいもの(の上)に、紫苑色のものをお召しになって、色が濃い御直衣に、帯も無造作にくつろぎなさったお姿で...


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