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古文単語「ふすぶ/燻ぶ」の意味・解説【バ行下二段活用】

著者名: 走るメロス
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ふすぶ/燻ぶ

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バ行下二段活用

未然形ふすべ
連用形ふすべ
終止形ふすぶ
連体形ふすぶる
已然形ふすぶれ
命令形ふすべよ


意味1:自動詞

煙をたてる、くすぶる

[出典]折節の 徒然草
「六月のころ、あやしき家に夕顔の白く見えて、蚊遣火ふすぶるもあはれなり。六月祓、またをかし。」

[訳]:六月の頃に、みすぼらしい家に夕顔が白く(咲いているのが)見えて、蚊を追い払うための火がくすぶっているのも趣がある。六月祓も、また趣がある。


意味2:自動詞

やきもちを焼く、嫉妬する

[出典]:苦しげなるもの 枕草子
「思ふ人二人もちて、こなたかなたふすべらるる男。」

[訳]:愛する人を二人持って、こちらからもあちらからも嫉妬される男(は困っているように見える)。


意味3:自動詞

すねる

意味4:他動詞

いぶす、くすぶらせる

[出典]:須磨 源氏物語
「おはします背後の山に、柴といふ物、ふすぶるなりけり。」

[訳]:(光源氏が)住んでいらっしゃる後ろの山で、柴というものをいぶしているのであった。

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全訳読解古語辞典 第四版 三省堂
ベネッセ全訳古語辞典 改訂版 Benesse

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