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18_80 先史時代 / 先史時代

ダマスクス(ダマスカス)とは 世界史用語174

著者名: ピアソラ
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古代都市ダマスクス(ダマスカス)とは

ダマスクス(ダマスカス)は、その歴史的な重要性と、古代から現代に至るまでの文化的影響力により、世界遺産としても認められています。紀元前3000年頃に形成されたこの都市は、アラム人が作ったとされ、その後彼らの首都となり、エジプト、メソポタミア、地中海地域を結ぶ交通の要衝として栄え、中東でも最古の都市の一つとされています。バラダ川の南岸に位置するダマスカス旧市街は、城壁に囲まれた歴史的な地域であり、ローマ時代に建設されたと言われています。また、世界最古のモスクとされるウマイヤド・モスクもここにあります。

ダマスカスの歴史は、アッシリアによる征服、アレキサンダー大王の東征後は、ギリシャ、ローマ帝国の支配を受け、その後、アラブ人の侵入を経て、ウマイヤ朝の首都として繁栄しました。この時期には、多くの建築物が建設され、今日に至るまでその美しさを留めています。しかし、ダマスカスの歴史は平穏なものばかりではありませんでした。十字軍の侵攻やモンゴル帝国の脅威にさらされ、これらを防ぐために城壁が強化されました。また、近年ではシリア内戦により、この古い都市は多大な被害を受けています。
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・ダマスクス(ダマスカス)とは 世界史用語174

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『世界史B 用語集』 山川出版社

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