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古文単語「たてまつらす/奉らす」の意味・解説【サ行下二段活用】

著者名: 走るメロス
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たてまつらす/奉らす

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サ行下二段活用

未然形たてまつらせ
連用形たてまつらせ
終止形たてまつらす
連体形たてまつらする
已然形たてまつらすれ
命令形たてまつらせよ


意味1:他動詞

献上させる、差し上げさせる

※この用法は、「奉る」が謙譲、「す」が使役を意味する場合。
[出典]海賊の恐れ 土佐日記
「楫取して幣奉らするに、幣の東へ散れば楫取の申して奉る言...」

[訳]:船頭に幣を献上させると、(その)幣が東の方向へと散ったので船頭が申し上げる言葉は...


意味2:他動詞

献上申し上げる、差し上げる

※この用法は、「奉る」が謙譲、「す」が謙譲の意味を強める場合。
[出典]:円融院の御終ての年 枕草子
「白き木に立て文をつけて、『これたてまつらせむ』と言ひければ...」

[訳]:白い木に立文をつけて「これを献上申し上げよう」と言ったので...


意味3:他動詞

お召になって頂く

※この用法は、「奉る」が尊敬、「す」が使役を意味する場合。
[出典]:手習 源氏物語
「御前にはかかるをこそたてまつらすべけれ...」

[訳]:あのお方にはこういった(衣装)ものをお召しになって頂くべきなのに...


意味4:補助動詞

お〜申し上げる、〜て差し上げる
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全訳読解古語辞典 第四版 三省堂
ベネッセ全訳古語辞典 改訂版 Benesse

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