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古文単語「はさむ/挟む」の意味・解説【マ行四段活用/マ行下二段活用】

著者名: 走るメロス
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はさむ/挟む

このテキストでは、古文単語「はさむ/挟む」の意味、活用、解説とその使用例を記しています。

「はさむ/挟む」には、
①マ行四段活用
②マ行下二段活用
の用法がある。

①マ行四段活用

未然形はさま
連用形はさみ
終止形はさむ
連体形はさむ
已然形はさめ
命令形はさめ


意味:他動詞

挟む、つかむ

[出典]竹取物語
「一人の男、文挟みに文をはさみて、申す」

[訳]:一人の男が、文挟みに書状を挟んで(差し出して)申し上げます。




②マ行下二段活用

未然形はさめ
連用形はさめ
終止形はさむ
連体形はさむる
已然形はさむれ
命令形はさめよ


意味:他動詞

間に置く、挟む

[出典]:大鏡
「とぐわきも知らず、うちはさめて置きたるにならひて...」

[訳]:(鏡を)磨こうともしないで、(櫛笥の中へ鏡を)はさんだままにして置いてあるのに慣れていたので...

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ベネッセ全訳古語辞典 改訂版 Benesse
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