新規登録 ログイン

10_80 文章の読み解き / 文章の読み解き

論語『其身正不令而行』書き下し文・現代語訳と解説

著者名: 走るメロス
Text_level_1
マイリストに追加
論語『其身正不令而行』

ここでは論語の中の『其身正不令而行』で始まる文の書き下し文、現代語訳と解説をおこなっています。

白文(原文)

子曰、

其身正不令行。其身不正令不従。」



書き下し文

子曰はく、

「其の身正しければ令せずして行はる。其の身正しからざれば、令すと雖も従はれず。」と。



現代語訳(口語訳)

孔子先生がおっしゃいました。

「(人の上に立つ者の)身が正しければ、命令しなくても(意図したことは)正しく行われます。(人の上に立つ者の)身が正しくなければ、命令をしても(国民には)従われないだろう。」と。



単語解説

其身この文章は政治について語っているものなので「其身」は「為政者」のことを指していると訳すのが妥当
置き字。文章の接続を表すもの。~して、~だけれどもの意味
「雖」「雖A」で「Aといへども」と読み、「たとえAであったとしても」と訳す


Related_title
もっと見る 

Keyword_title

Reference_title
『教科書 国語総合 古典編』 東京書籍
鎌田正、米山寅太郎 著 2011 『新漢語林 第二版』大修館書店

この科目でよく読まれている関連書籍

このテキストを評価してください。

※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。

 

テキストの詳細
 閲覧数 38,968 pt 
 役に立った数 27 pt 
 う〜ん数 3 pt 
 マイリスト数 0 pt 

知りたいことを検索!

まとめ
このテキストのまとめは存在しません。