更新日時:
|
|
古今著聞集『衣のたて・衣のたてはほころびにけり』のわかりやすい現代語訳と解説(掛詞など) |
|
著作名:
走るメロス
123,807 views |
古今著聞集『衣のたて・衣のたてはほころびにけり』の品詞分解
はだれに | 形容動詞「はだれなり」の連用形。「まだらに、はらはらと」の意味 |
白妙 | 白く |
いただく | 頭の上に載せる |
一男 | 長男 |
きたなく | 形容詞「きたなし」の連用形。「卑怯だ、見苦しい」の意味 |
衣のたてはほころびにけり | 衣の縦糸の「縦」と衣川の館の「館」を掛けて詠んでいる。「縦」と「館」は掛詞 |
くつばみ | 馬のくつわ |
やすらへ | ハ行下二段活用の動詞「やすらふ」の連用形。「休める」の意味。転じてここでは、ぴんとはった手綱を緩めるの意味で訳す |
はぐ | 弓に矢をかまえる |
やさし | いくつか意味があるが、ここでは「優雅だ」の意味で訳す |
・古今著聞集『小式部内侍が大江山の歌のこと』
・古今著聞集『刑部卿敦兼と北の方』
・古今著聞集『能は歌詠み』
学生時代より古典の魅力に取り憑かれ、社会人になった今でも休日には古典を読み漁ける古典好き。特に1000年以上前の文化や風俗をうかがい知ることができる平安時代文学がお気に入り。作成したテキストの総ページビュー数は1,6億回を超える。好きなフレーズは「頃は二月(にうゎんがつ)」や「月日は百代の過客(くゎかく)にして」といった癖のあるやつ。早稲田大学卒業。
このテキストを評価してください。
役に立った
|
う~ん・・・
|
※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。 |
|
奥の細道『草加』(ことし元禄二年にや〜)のわかりやすい現代語訳と解説
>
高校古文『白玉か何ぞと人の問ひしとき露と答へて消えなましものを』わかりやすい現代語訳と品詞分解
>
更級日記『門出(東路のあとに)』テスト対策・テストで出題されそうな問題
>
宇治拾遺物語『絵仏師良秀』テストで出題されそうな問題
>
竹取物語冒頭『かぐや姫の成長』テストで出題されそうな問題
>
デイリーランキング