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徒然草『悲田院の堯蓮上人は』の品詞分解

著者名: 走るメロス
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なべて、心やはらかに、情けあるゆゑに、人の言ふほどのこと、けやけくいなび難くて、よろづ、え言ひ放たず、心弱くこと受けしつ。偽りせんとは思はねど、乏しく、かなはぬ人のみあれば、おのづから、本意通らぬこと多かるべし。


なべて、副詞
やはらかに、形容動詞・ナリ活用・連用形
情け
あるラ行変格活用・連体形
ゆゑ
に、格助詞
格助詞
言ふハ行四段活用・連体形
ほど
格助詞
こと、
けやけく形容詞・ク活用・連用形
いなびバ行上二段活用「いなぶ」の連用形
難くク活用の形容詞「かたし」の連用形
て、接続助詞
よろづ
副詞
言ひ放たタ行四段活用・未然形
ず、打消の助動詞・連用形
心弱く形容詞・ク活用・連用形
こと受け
サ行変格活用・連用形
つ。完了の助動詞・終止形
偽り
サ行変格活用・未然形
意思の助動詞・終止形
格助詞
係助詞
思はハ行四段活用・未然形
打消の助動詞・已然形
ど、接続助詞
乏しく形容詞・シク活用・連用形
かなはハ行四段活用・未然形
打消の助動詞・連体形
のみ副助詞
あれラ行変格活用・已然形
ば、接続助詞
おのづから、副詞
本意
通らラ行四段活用・未然形
打消の助動詞・連体形
こと
多かる形容詞・ク活用・連体形
べし。推量の助動詞・終止形



あづま人は、我が方なれど、げには心の色なく、情けおくれ、ひとへに(※7)すくよかなるものなれば、初めよりいなと言ひてやみぬ。にぎはひ、豊かなれば、人には頼まるるぞかし。」

あづま人
は、係助詞
代名詞
格助詞
なれ断定の助動詞・已然形
ど、接続助詞
げに副詞
は、係助詞
格助詞
なく、形容詞・ク活用・連用形
情け
おくれ、ラ行下二段活用・連用形
ひとへに副詞
すくよかなる形容動詞・ナリ活用・連体形
もの
なれ断定の助動詞・已然形
ば、接続助詞
初め
より格助詞
いな感動詞
格助詞
言ひハ行四段活用・連用形
接続助詞
やみマ行四段活用・連用形
ぬ。完了の助動詞・終止形
にぎはひ、ハ行四段活用・連用形
豊かなれ形容動詞・ナリ活用・已然形
ば、接続助詞
格助詞
係助詞
頼まマ行四段活用・未然形
るる受身の助動詞・連体形
係助詞
かし。」終助詞


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全訳読解古語辞典 第四版 三省堂
『教科書 精選古典B 』三省堂
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佐竹昭広、前田金五郎、大野晋 編1990 『岩波古語辞典 補訂版』 岩波書店

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