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大鏡『肝試し・道長の豪胆(さるべき人は、とうより〜)』の品詞分解(敬語・文法など)
著作名: 走るメロス
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入道殿は、つゆさる御気色もなくて、「私の従者をば具し候はじ。この陣の吉上まれ、滝口まれ、一人を、『昭慶門まで送れ。』と仰せ言賜べ。それより内には一人入り侍らむ。」と申し給へば、

入道殿
は、係助詞
つゆ副詞
さる連体詞
御気色
係助詞
なく形容詞・ク活用・連用形
て、接続助詞
「私代名詞
格助詞
従者
格助詞
係助詞
具しサ行変格活用・連用形
候は補助動詞・ハ行四段活用・未然形・丁寧語
じ。打消意志の助動詞・終止形
代名詞
格助詞
格助詞
吉上
まれ、
滝口
まれ、
一人
を、格助詞
『昭慶門
まで副助詞
送れ。』ラ行四段活用・命令形
格助詞
仰せ言
賜べ。バ行四段活用・命令形
それ代名詞
より格助詞
格助詞
係助詞
一人
入りラ行四段活用・連用形
侍ら補助動詞・ラ行四段活用・未然形・丁寧語
む。」意志の助動詞・終止形
格助詞
申しサ行四段活用・連用形
給へ補助動詞・ハ行四段活用・已然形・尊敬語
ば、接続助詞




「証なきこと。」と仰せらるるに、「げに。」とて、御手箱に置かせ給へる小刀申して立ち給ひぬ。いま二所も、苦む苦むおのおのおはさうじぬ。

「証
なき形容詞・ク活用・連体形
こと。」
格助詞
仰せサ行下二段活用・未然形
らるる尊敬の助動詞・連体形
に、接続助詞
「げに。」副詞
格助詞
て、接続助詞
御手箱
格助詞
置かカ行四段活用・未然形
尊敬の助動詞・連用形
給へ補助動詞・ハ行四段活用・已然形・尊敬語
存続の助動詞・連体形
小刀
申しサ行四段活用・連用形
接続助詞
立ちタ行四段活用・連用形
給ひ補助動詞・ハ行四段活用・連用形・尊敬語
ぬ。完了の助動詞・終止形
いま副詞
二所
も、係助詞
苦む苦む副詞
おのおの副詞
おはさうじサ行変格活用・連用形
ぬ。完了の助動詞・終止形


※つづく:『「子四つ」と奏して〜』の品詞分解


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著者情報:走るメロスはこんな人

学生時代より古典の魅力に取り憑かれ、社会人になった今でも休日には古典を読み漁ける古典好き。特に1000年以上前の文化や風俗をうかがい知ることができる平安時代文学がお気に入り。作成したテキストの総ページビュー数は1,6億回を超える。好きなフレーズは「頃は二月(にうゎんがつ)」や「月日は百代の過客(くゎかく)にして」といった癖のあるやつ。早稲田大学卒業。



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