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『木曽の最期』の品詞分解(その6:君はあの松原へ入らせたまへ~) 平家物語
著作名: 走るメロス
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平家物語「木曽の最期」の品詞分解

このテキストでは、平家物語の『木曽の最期』の「君はあの松原へ入らせたまへ~」から始まる部分の品詞分解を記しています。書籍によっては「木曾最期/木曽最期」とするものもあるようです。



※前回のテキスト:「今井四郎、木曽殿、主従二騎になってのたまひけるは~」の品詞分解

※現代語訳:「今井四郎、木曽殿、主従二騎になってのたまひけるは~」の現代語訳と解説

※「祇園精舎の鐘の声〜」で始まる一節で広く知られている平家物語は、鎌倉時代に成立したとされる軍記物語です。平家の盛者必衰、武士の台頭などが描かれています。
品詞分解

※名詞は省略しています。


「君はあの松原へ入らせたまへ。兼平はこの敵防き候はん。」と申しければ、木曾殿のたまひけるは、

「君
係助詞
代名詞
格助詞
松原
格助詞
入らラ行四段活用・未然形
尊敬の助動詞・連用形
たまへ。補助動詞・ハ行四段活用・命令形・尊敬語
兼平
係助詞
代名詞
格助詞
防きカ行四段活用・連用形
候は補助動詞・ハ行四段活用・未然形・丁寧語
ん。」意志の助動詞・終止形
格助詞
申しサ行四段活用・連用形・謙譲語
けれ過去の助動詞・已然形
ば、接続助詞
木曾殿
のたまひハ行四段活用・連用形・尊敬語
ける過去の助動詞・連体形
は、係助詞



「義仲、都にていかにもなるべかりつるが、これまで逃れ来るは、汝と一所で死なんと思ふためなり。所々で討たれんよりも、一所でこそ討死をもせめ。」

「義仲、
にて格助詞
いかに副詞
係助詞
なるラ行四段活用・終止形
べかり意志の助動詞「べし」の連用形
つる完了の助動詞「つ」の連体形
が、接続助詞
これ代名詞
まで副助詞
逃れ来るカ行変格活用・連体形
は、係助詞
代名詞
格助詞
一所
格助詞
死なナ行変格活用・未然形
意志の助動詞・終止形
格助詞
思ふハ行四段活用・連体形
ため
なり。断定の助動詞・終止形
所々
格助詞
討たタ行四段活用・未然形
受身の助動詞・未然形
婉曲の助動詞・連体形
より格助詞
も、係助詞
一所
格助詞
こそ係助詞
討死
格助詞
係助詞
サ行変格活用・未然形
め。」意志の助動詞・已然形



とて、馬の鼻を並べて駆けんとしたまへば、今井四郎、馬より飛び降り、主の馬の口に取りついて申しけるは、

とて、格助詞
格助詞
格助詞
並べバ行下二段活用・連用形
接続助詞
駆けカ行下二段活用・未然形
意志の助動詞・終止形
格助詞
サ行変格活用・連用形
たまへ補助動詞・ハ行四段活用・已然形
ば、接続助詞
今井四郎、
より格助詞
飛び降り、ラ行上二段活用・連用形
格助詞
格助詞
格助詞
取りついカ行四段活用・連用形のイ音便
接続助詞
申しサ行四段活用・連用形・謙譲語
ける過去の助動詞・連体形
は、係助詞



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