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蜻蛉日記原文全集「かくて又、廿余日のほどに見えたり」
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古典愛好家
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蜻蛉日記
かくて又、廿余日のほどに見えたり
かくて又、廿余日のほどに見えたり。
さて三四日のほどに、ちかう火のさわぎす。おどろきさわぎするほどに、いととく見えたり。風ふきてひさしううつりゆくほどに鶏(とり)なきぬ。
「ささなれば」
とてかへる。
「「ここにと見ききける人は、まゐりたりつるよしきこえよとて、かへりぬ」
ときくも、おもだたしげなりつる」
などかたるも、屈(く)しはてにたるところにつけて見ゆるならんかし。
又つごもりの日許(ばかり)にあり。はひいるままに、
「火などちかき夜こそにぎははしけれ」
とあれば、
「衛士(ゑじ)のたくはいつも」
とこたへたり。
・
蜻蛉日記原文全集「さてついたち三日のほどに」
・蜻蛉日記原文全集「かくて又、廿余日のほどに見えたり」
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蜻蛉日記原文全集「五月のはじめの日になりぬれば、例の大夫」
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蜻蛉日記原文全集「ひるつ方、渡らせ給ふべし」
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原文
,
藤原道綱母
,
蜻蛉日記
,
長谷川 政春,伊藤 博,今西 裕一郎,吉岡 曠 1989年「新日本古典文学大系 土佐日記 蜻蛉日記 紫式部日記 更級日記」岩波書店
The University of Virginia Library Electronic Text Center and the University of Pittsburgh East Asian Library http://etext.lib.virginia.edu/japanese/
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まとめ
蜻蛉日記 原文全集(下)
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