この時、分裂したイタリアに警鐘を鳴らしていたのが、ルネサンス期に活躍した政治家・歴史家
マキャベリです。
(マキャベリ)
彼はローマ時代の歴史を分析し、宗教・道徳から政治を切り離す必要性を説きました。その主張をまとめた著作が、『
君主論』です。
君主論は、分裂していた当時のイタリアにおいて、統一国家の必要性を訴えた作品でした。ここから派生した「
マキャヴェリズム」という思想は、一般的に目的のためには手段を選ばないという意味で使われますが、君主論自体は近代政治学のさきがけとなった作品として認識されています。
反宗教改革
最後に、ローマ・カトリックの
反宗教改革政策がありました。
パウルス3世による1545年の
トリエント公会議以降、カトリック教会は思想統制と文化弾圧を行いました。
(パウルス3世)
これらの理由により、ルネサンスは終焉したのです。
おわりに
以上、ルネサンス期に活躍した文化人とルネサンスの衰退理由を説明しました。ルネサンスは、ヨーロッパ史の中でも大きな転換期となりました。このテキストが、今後の学習にお役に立てたら幸いです。