新規登録 ログイン

9_80 文章の読み解き / 文章の読み解き

伊勢物語『東下り(駿河国)』テストで出題されそうな問題

著者名: 走るメロス
Text_level_1
マイリストに追加
東下り(駿河国)

このテキストでは、伊勢物語の一節『東下り(駿河国)』でテストに出題されそうな問題をピックアップしています。



問題

次の文章を読み、問いに答えよ


行き行きて、駿河の国にいたりぬ。宇津の山にいたりて、わが入らむとする道はいと暗う細きに、つたかえでは茂り、物心ぼそく、すずろなるめを見ることと思ふに、修行者あひたり。
かかる道はいかでかいまする

言ふを見れば、見し人なりけり。京に、その人の御もとにとて、文書きてつく。
駿河なる宇津の山べのうつゝにも夢にも人にあはぬなりけり


富士の山を見れば、五月のつごもりに、雪いと白う降れり。
時知らぬ山は富士の嶺いつとてか 鹿の子まだらに雪の降るらん

その山は、ここにたとへば、比叡の山を二十ばかり重ねあげたらんほどして、なりは塩尻のやうになんありける。

設問

Q1:「駿河の国」とは現在のどこの都道府県にあたるか。




Q2:「すずろなる」の意味と活用形を答えよ


Q3:「修行者」を歴史的仮名遣いで読め。


Q4:「かかる道は、いかでかいまする」を現代語訳せよ。




Q5:「言ふ」の主語を文章中から抜き出せ。


Q6:「見し人」とはどのような人のことか。


Q7:「五月」を歴史的仮名遣いで読め。




Q8:「つごもり」の意味を答えよ。


Q9:「時知らぬ山」とは何のことか。


次ページ:解答・現代語訳と解説

【受験日本史】室町文化、南北朝文化、北山文化、東山文化、新仏教の発展について解説

1ページへ戻る
前のページを読む
1/2
次のページを読む

Related_title
もっと見る 

Keyword_title

Reference_title
『教科書 高等学校国語 国語総合 古典編』 東京書籍
『教科書 精選国語総合』 三省堂
佐竹昭広、前田金五郎、大野晋 編1990 『岩波古語辞典 補訂版』 岩波書店
『教科書 国語総合』 教育出版
『教科書 国語総合』 桐原書店

この科目でよく読まれている関連書籍

このテキストを評価してください。

※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。

 

テキストの詳細
 閲覧数 86,845 pt 
 役に立った数 162 pt 
 う〜ん数 15 pt 
 マイリスト数 0 pt 

知りたいことを検索!

まとめ
このテキストのまとめは存在しません。