ユダヤ教の成立とその特徴
バビロンから解放されたユダヤ人は、イェルサレムに戻り、破壊されたヤハウェの神殿を再建します。
イスラエル・ユダ両国の滅亡、バビロン捕囚など、ユダヤ民族の苦難の後、儀式や規則を定め、ユダヤ教が成立したと言われています。
ここで、ユダヤ教の特徴を見てみましょう。
ユダヤ教は、当時の他の宗教とは違い、ヤハウェのみを信仰の対象とした一神教でした。
エジプト神話やギリシア神話などに代表されるように、他の宗教にはいろいろな神が信仰の対象となっていた中で、ユダヤ教は唯一神ヤハウェとの契約に基づき救済されるという教えになっていました。
このように、ユダヤ教は民族的な苦難を乗り越えるために、成立・発展したと考えられ、ユダヤ人のみが救世主(メシア)によって救われるという
選民思想が信仰の中心となっていったと言われています。また、偶像崇拝を禁止し、神をかたどった石像などは作られませんでした。