感覚神経から送られる刺激
蚊が目の前を飛んでいて、おもわず手でたたいてしまう経験、みなさんもあると思います。
この反応のときに、どのように神経が動いているのかを例に、刺激の伝わり方を説明しましょう。
まず、目で蚊が飛んでいるのを確認します。目の網膜に蚊の像ができ、この刺激をうけた
感覚神経(視神経という目にある神経)によって、
脊髄、
大脳へとこの情報が伝えられます。
報告をうけた大脳は、ここで初めて蚊のことを「
蚊である」と認識し、たたくように命令を出します。この命令は、
運動神経を通して筋肉に伝えられます。この場合は腕ですね。
そして筋肉(腕)が動いて蚊をたたこうと反応することになります。
刺激の伝わり方
感覚器官が刺激を受ける
→感覚神経を通して脊髄、大脳へ
→大脳から指令が出される
→出された指令は運動神経を通して筋肉へ
→反応