はじめに
電池や豆電球などの電気器具を2つ以上つなぐとき、2タイプのつなぎかたがあります。
直列つなぎと
並列つなぎです。
直列つなぎ
直列つなぎとは、次の図のように電池や豆電球を並べてつなぐ方法です。
電池を直列でつなぐ場合には必ず、「+極-極+極-極・・・」となるようにつなぎます。
豆電球1コにたいして電池を複数個直列つなぎする場合、2コ、3コとつなぐ電池が増えれば増えるほど流れる電流は強くなり、豆電球は明るくなります。電池1コに対して豆電球を複数個直列つなぎする場合は、豆電球の数が増えれば増えるほど明るさは暗くなります。
並列つなぎ
並列つなぎとは、次の図のようなつなぎかたを言います。並列でつなぐ場合には、
電池の向きを必ずそろえるようにします。図では+極が必ず右にくるように電池を置いています。
直列つなぎのときとちがって、豆電球1コにたいして電池を2コ、3コと並列でつないだ場合、流れる電流の強さは電池が1コのときの強さと同じになります。しかも使用時間は直列で2コ、3コと電池をつないだときよりも並列で2コ、3コつないだときの方が使用時間は長くなります。(
電池の数に比例して長くなります)。
ちなみに電池1個に対して豆電球を何個並列でつなげたとしても、その明るさはかわりません。