練習問題を通して理解を深めよう
のグラフを描け
ここでは
双曲線とよばれるグラフの描き方についてみていく。グラフを描けという問題は受験に出ることはまずないが、
グラフを描いて考えるということは必ずあるので、きちんとしたグラフが描けるようになってもらいたい。
与えられた関数がどのような形を描くのか想像する
まず与えられた式から、どのようなグラフになるのかを想像していく。
のように、
分母にxがきているときには
双曲線と呼ばれるグラフを描くことを覚えておこう。ちなみにa>0のときには図1のように、a<0のときには図2のようになる。
2つの曲線がそれぞれに通過する点を1つずつ求めておく
グラフのイメージが固まったら、次に2つの曲線がそれぞれに通過する点を1つずつ求めていく。
この点を書いておかないと、グラフを描けたとはいえないのできちんと記すようにしておこう。
記すのはどの点でもよいが、一番求めやすいx=1、x=-1の点を加えることが多い。
x=1のときのyの値は、与えられた式にx=1を代入することで求められる。
y=2となる。x=-1のときのyの値は、同じようにx=-1を代入することで求められる。
y=-2となる。
以上のことから、与えられた関数は(1、2)と(-1、-2)を通る双曲線であることがわかる。