このテキストでは、比較の"as 形容詞 as"を使った表現について説明していきましょう。
この湖は琵琶湖の3倍の大きさです
This lake is three times as large as Lake Biwa.
"~よりも…倍"というときには、"
…times as ○○ as"という表現を使います。ちなみに"…times"のところですが、2倍のときには"twice as large as"、2分の1倍のときには"half as large as"、3分の1倍のときには"one-third as large as"となります。
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1:
I will do it as soon as I can.
2:
I will do it as soon as possible.
例文1、例文2はともに同じ意味になります。"
as 形容詞 as I can"(※1)または"
as 形容詞 as possible"(※2)で、"できるだけ~"と訳します。※1の場合は文にあわせて"I"の部分が"you"や"he"に変化します。一方で※2の場合にはその必要がなくつねに"possible"をつけていればよいので、英作文などで自信がないときには※2を使ったほうがよいでしょう。
彼女はかわいいだけじゃなくて頭もいい
She is as cleaver as she is cute.
"
as A as B"で"BだけじゃなくてAも"と訳します。AとBには形容詞や、例文のように文が入ることもあります。日本語訳するときにAとBの順番に気をつけましょう。
彼は相変わらずずるがしこい
He is as cunning as ever.
"
as 形容詞 as ever"で、"相変わらず~"と訳します。"cunning"はずるがしこいという意味の形容詞です。
彼は約束したも同然だ
He is as good as promised.
"
as good as~"で"~も同然"と訳します。~には"as good as dead"(死んだも同然)のように形容詞をいれる場合や、"as good as a junk"(ガラクタも同然)のように名詞が入ることもあります。