There is a book on the table.
(机の上に本があります。)
「There is ...」は、「〜に◯◯があります」と言いたいときに使います。
では、「〜に◯◯がありません」と言いたいときは、どのように言うのでしょうか?
There is not a book on the table.
(机の上に本はありません。)
「There is ...」の否定文は、be動詞のあとに「
not」を入れて、
「There is not (isn't) ...」とします。
「is not」という形は、見たことがありますね?
疑問文と同じで、すでに学習した形です。
He is a student.
(彼は学生です。)
を否定文にするとき、
He is not a student.
(彼は学生ではありません。)
としました。「There is ...」の場合も同じですので、覚えやすいですね。
Question:
次の文の( )には、何が入るでしょうか?
There ( ) any books on the table.
(机の上に本は1冊もありません。)
答えは、「
aren't」です。
「any books」が複数形なので、
be動詞は、「is」ではなく「are」を使うのでしたね。
そして、否定文なのでbe動詞のあとに「not」を入れます。
「are not」でも正解ですが、カッコが一つですので、
省略形の「aren't」が正解となります。
「any books」の「
any」は「ひとつも…(ない)」のような意味で、否定文とともによく使われます。
There are some chairs in this room.
(この部屋にはいすがいくつかある。)
を否定文にすると、
There aren't any chairs in this room.
(この部屋にはいすが1つもない。)
となります。
「some」は肯定文でしか使いませんので、「any」を使います。
また、次の英文も同じ意味になります。
There are no chairs in this room.
(この部屋にはいすが1つもない。)
このように「
no」だけで否定文を作ることもできます。