主語が3人称単数以外のとき
一般動詞の原形と現在系は、
主語が3人称単数のとき以外は、「原形=現在系」となります。1人称とは、自分・もしくは自分たちのこと。2人称とはあなた・もしくはあなたたちのこと。そして3人称は、1人称、2人称以外の全部を指しました。
具体的に言うと、彼を表す「he」や彼女を表す「she」、彼らを表す「they」や人の名前なんかも3人称にあたります。この3人称の中でも、単数(1人、1個)を表すもの、つまりheやsheのことを
3人称単数と言いましたね。(theyは複数なので単数とは言いません。)
主語が3人称単数以外のときは、「
原形=現在系」となります。例えば「go」という単語、現在系を表すためには「I go」や「You go」、「They go」とするだけでOKです。簡単ですね!
主語が3人称単数のとき
では主語が3人称単数のときはどうなるでしょうか。3人称単数のときのみ、原則として、動詞の原形の後ろに
3単元のSとよばれるSがくっつきます。つまり「原形S」という形になります。
原則なのでもちろん例外もたくさんあるのですが、とりあえず次の動詞を「原形S」の形にしてみましょう。
Like,
Make,
Live
どうでしょう、「原形S」の形にできましたか?
答えは「
Likes,
Makes,
Lives」となります。
これが3単元のSのベーシックなパターンです。これを基準に、不規則にSをつけなければならない例外のパターンをみていきましょう。
o,s,h,xで終わる動詞
動詞の語尾が「o,s,h,x」で終わる場合は、「原形S」ではなくて、
語尾にesをつけて「原形es」の形にします。
goはgo
esに、missはmiss
esに、washはwash
esに、relaxはrelax
esといった具合になります。
母音+yで終わる場合
動詞の語尾が「母音+y」で終わる場合、単純にSをつけて「原形S」とします。母音とは「a,e,i,o,u」のことですね。
playはplay
s、enjoyはenjoy
s、layはlay
sといった具合です。
子音+yで終わる場合
動詞の語尾が「子音+y」で終わる場合は、
yをiにかえてesをつけます。
子音とは「a,e,i,o,u」以外のものでしたね。
studyはstud
ies、tryはtr
ies、carryはcarr
iesといった具合です。
例外
最後に例外中の例外です。ただし、おそらく一番出てくる動詞だと思います。「
have」は、主語が3人称単数であった場合に「
has」にその形を変えます。
以上が、一般動詞の現在系における活用の仕方でした。
次回のテキストでは、一般動詞の過去形と過去分詞の形を紹介していきましょう。