再読文字
ここでは8個ある再読文字のうち、「
宜・
須・
猶・
盍」について説明をしています。
※
「未・将・当・応」の解説はこちら
再読文字はテストによく出されるポイントですので、しっかりと抑えておきましょう。
宜:宜しく~すべし
「
よろしく~すべし」と読みます。意味は「
~するのが良いでしょう」という意味です。
文法用語で言うと、"
適当の「べし」"です。この適当という言葉、「適当にやっておいて」のような「何でもいいですよ」という意味ではないですよ!
"~するのが妥当だろう"という意味です。
日本語は正しく覚えましょう。
須:すべからく~すべし
「
すべからく~すべし」と読みます。意味は「
~する必要があります」という意味です。
須らくの須は、必須科目の須ですので、「必須の須、つまり~する必要がある」と覚えておきましょう。
猶:なほ~のごとし(~がごとし)
「
なほ~のごとし(~がごとし)」と読みます。
「
あたかも~のようだ」と訳します。
猶の代わりに「由」を用いることもありますので覚えておきましょう。
盍:盍ぞ~せざる
「
なんぞ~せざる」と読みます。
「
なぜ~しないのか?」、「
~したらどうか?」という意味です。
まとめ
以上2回に渡ってみてきた再読文字ですが、種類はたったの8つですのでさくっと覚えてしまいましょう!