日本では近年、少子高齢化が叫ばれ社会保障制度の維持が難しいと危惧されています。
では世界各国に目を向けると、どのような情勢なのでしょうか。
世界の総人口が70億人を突破し、100年後には100億人を超えるとされている一方で、人口が減少していく国も少なくはないようです。
100年後に最も人口が減る国
現在の人口の推移率でみていったときに、100年後最も人口が減っている国は「
ボスニア・ヘルツェゴビナ」だと言われてます。(移民政策などをとらなかった場合)その数はなんと50%減!!
東欧を中心とした先進諸国が少子高齢化の問題を抱えているようです。ちなみに日本の100年後の推定人口は約9000万人とみられています。
一人っ子政策で人口を抑止してきた中国も2025年を境に減少が減り始める傾向にあるようです。
100年後の人口増加が見込まれる国
一方で100年後に人口の増加が見込まれる国も紹介しましょう。
現在、人口爆発が起こっているアフリカ諸国でのさらなる人口増加が予測されています。医療の発達や衛生環境が向上したことに加え、現在の出生率が保たれているためです。
とくにナイジェリアでは100年後に、その人口は7億にもなると予測されています。(現在のナイジェリアの人口は約1億5000万人ですので4倍以上に膨れ上がる計算です。)
また、2020年には総人口で中国を抜き1位になるとされるインドでは、100年後には15億人の人口を抱えるとされています。
※ここであつかったデータは2011年度のものになりますので、現在のデータとは乖離している可能性もあります。