法線とは
y=f(x)という関数において、点A(a、f(a))があったとします。
このとき、この点Aにおける
接線と垂直に交わる直線のことを
法線と言います。
法線の傾きと方程式
この法線をlとし、直線lの傾きについて調べてみましょう。
点Aにおける接線に垂直に交わるということは、
法線lと接線の傾きの積は-1ということになります(数学Ⅱで学習しましたね。)
この性質を利用して法線lの傾きを求めることができます。
まず点Aにおける接線の傾きを求めてみましょう。
傾きは、f’(a)ですね。
lの傾きをmとすると、次の計算式が成り立ちます。
このことからlの方程式は以下のようになります。