新規登録 ログイン

18_80 西アジア・地中海世界の形成 / 古代オリエント世界

東地中海世界の諸民族:交易と文字の民 わかりやすい世界史まとめ12

著者名: John Smith
Text_level_1
マイリストに追加
東地中海世界の諸民族:交易と文字の民

アラム人と内陸交易

シリア地方を中心に活動したアラム人は、セム語系の遊牧民でした 。彼らは紀元前12世紀頃からダマスクスなどを拠点に多くの都市国家を形成し、内陸の中継貿易で活躍しました 。 アラム人はラクダを利用して広範囲な交易網を築き、彼らの言葉であるアラム語は、全オリエントの国際共通語(リンガ・フランカ)として普及しました 。また、彼らが使用したアラム文字は、ヘブライ文字、アラビア文字、ソグド文字、ウイグル文字、モンゴル文字など、東方の多くの文字の母体となりました 。

フェニキア人と海上交易

現在のレバノンを中心とする地中海東岸に拠点を置いたフェニキア人も、セム語系の民族です 。彼らは紀元前12世紀頃から、シドンやティルスなどの都市国家を中心に海上交易で繁栄しました 。 フェニキア人は優れた航海術を持ち、地中海全体に進出しました 。彼らは特産品であるレバノン杉や紫色の染料、ガラス製品などを輸出し、北アフリカのカルタゴをはじめとする多くの植民市を建設しました 。 彼らの最大の功績は、フェニキア文字の発明と普及です 。これは子音のみの表音文字で、彼らの交易活動を通じてギリシアに伝わり、母音記号が追加されてアルファベットとなりました 。これが現在のヨーロッパ諸言語の文字の起源です 。
Tunagari_title
・東地中海世界の諸民族:交易と文字の民 わかりやすい世界史まとめ12

Related_title
もっと見る 

Keyword_title

Reference_title
『世界史B 用語集』 山川出版社

この科目でよく読まれている関連書籍

このテキストを評価してください。

※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。

 

テキストの詳細
 閲覧数 136 pt 
 役に立った数 0 pt 
 う〜ん数 0 pt 
 マイリスト数 0 pt 

知りたいことを検索!

まとめ
このテキストのまとめは存在しません。