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「年を経てよばひわたりける」の現代語訳・品詞分解
著作名: 走るメロス
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「年を経てよばひわたりける」の現代語訳・口語訳・意味・品詞分解

原文

昔、男ありけり。女の、えまじかりけるを、年をよばひわたりけるを、辛うじて盗み出でて、いと暗きに来けり。



現代語訳・口語訳・意味

昔、男がいました。(高貴な)女性で、自分のものにすることができそうになかったのを、長年求婚し続けてきたのですが、(その女性を)やっとのことで盗み出して、とても暗い中(逃げて)きました。


品詞分解

単語品詞
名詞
格助詞
ハ行下二段活用「ふ」の連用形
接続助詞
よばひハ行四段活用「よばふ」の連用形
わたりラ行四段活用「わたる」の連用形
ける過去の助動詞「けり」の連体形



主な出典

伊勢物語「芥川」
昔、男ありけり。女の、え得まじかりけるを、年を経てよばひわたりけるを、辛うじて盗み出でて、いと暗きに来けり。

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