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古文単語「ふくらかなり/膨らかなり」の意味・解説【形容動詞ナリ活用】
著作名: 走るメロス
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ふくらかなり/膨らかなり

このテキストでは、ナリ活用の形容動詞「ふくらかなり/膨らかなりじ」の意味、活用、解説とその使用例を記している。

形容動詞・ナリ活用

未然形ふくらかなら
連用形ふくらかなりふくらかに
終止形ふくらかなり
連体形ふくらかなる
已然形ふくらかなれ
命令形ふくらかなれ


意味

ふっくらとしている

[出典]若紫・北山の垣間見 源氏物語
「四十余ばかりにて、いと白うあてにやせたれど、面つきふくらかに...」

[訳]:四十歳すぎほどで、とても(色が)白く上品でやせてはいますが、顔つきはふっくらとしていて...


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