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古文単語「つもる/積もる」の意味・解説【ラ行四段活用】 |
著作名:
走るメロス
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「つもる/積もる」
このテキストでは、ラ行四段活用の動詞「つもる/積もる」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
ラ行四段活用
未然形 | つもら |
連用形 | つもり |
終止形 | つもる |
連体形 | つもる |
已然形 | つもれ |
命令形 | つもれ |
■意味1:自動詞
(年月などが)
積み重なる、たまる。
[出典]:徒然草 兼好法師
「裏は塵積もり、虫の巣にていぶせげなるを、よく掃き拭ひて...」
[訳]:(額の)裏には塵がたまって、虫の巣できたならしいのを、よく払い拭き取って...
「裏は塵積もり、虫の巣にていぶせげなるを、よく掃き拭ひて...」
[訳]:(額の)裏には塵がたまって、虫の巣できたならしいのを、よく払い拭き取って...
■意味2:自動詞
(感情が)
深まる、増す。
[出典]:百人一首 陽成院
「つくばねの 峰よりおつる みなの川 恋ぞつもりて 淵となりぬる」
[訳]:筑波山の頂から(流れ)落ちるみなの川(の水量が次第に増して深い淵になるように)、(初めは少し気になるぐらいだったあなたへの)恋心も積もり積もって(深い)淵となったことです。
「つくばねの 峰よりおつる みなの川 恋ぞつもりて 淵となりぬる」
[訳]:筑波山の頂から(流れ)落ちるみなの川(の水量が次第に増して深い淵になるように)、(初めは少し気になるぐらいだったあなたへの)恋心も積もり積もって(深い)淵となったことです。
■意味3:他動詞
見積もる。
■意味4:自動詞
だます、見くびる。
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