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古文単語「さだめなし/定め無し」の意味・解説【形容詞ク活用】 |
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著作名:
走るメロス
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このテキストでは、ク活用の形容詞「さだめなし/定め無し」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
未然形 | さだめなく | さだめなから |
連用形 | さだめなく | さだめなかり |
終止形 | さだめなし | ◯ |
連体形 | さだめなき | さだめなかる |
已然形 | さだめなけれ | ◯ |
命令形 | ◯ | さだめなかれ |
確かでない、はかない。
[出典]:草加 奥の細道
「耳にふれていまだ目に見ぬ境、もし生きて帰らばと、定めなき頼みの末をかけ、その日やうやう草加といふ宿にたどり着きにけり。」
[訳]:話には聞いてもまだ見たことのない場所(を見て)、もし生きて帰ることができたら(幸いだ)と、はかない望みをあてにして、その日、やっとのことで草加という宿にたどり着いた。
「耳にふれていまだ目に見ぬ境、もし生きて帰らばと、定めなき頼みの末をかけ、その日やうやう草加といふ宿にたどり着きにけり。」
[訳]:話には聞いてもまだ見たことのない場所(を見て)、もし生きて帰ることができたら(幸いだ)と、はかない望みをあてにして、その日、やっとのことで草加という宿にたどり着いた。
無常である、一定しない。
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